軽貨物

変化を恐れない

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2021年がスタートして早3日、明日辺りから仕事始めの方も多いかと思います。

例年通りに行かなかった2020年も何とか終わりましたが、年末にはコロナウイルス感染者が急増しており、2021年の見通しもどうなるか正直不安な所だと思います。

ただ会社員とは違い、こんな状況だからこそ個人事業主が持っている「自由に仕事を組み合わせられる強み」を生かせると思います。その辺りを少し考えていきたいと思います。

このブログで分かること

昨年私自身が軽貨物事業を通して感じたこと

ダメージを受けた案件、伸びた案件

変化に対応した立ち回り方

 

個人事業主に安定は無い

こんな状況だからこそ考えること

色んな案件を組み合わせた働き方で1年過ごしてみて改めて思ったことは、変化に対応出来ない個人事業主、軽貨物ドライバーは生き抜いていけないということです。稼働出来なくなってしまった案件に執着しても時間がただ過ぎていくだけで何も生まれません。

特にPickgoなどのギグワークを中心に稼働している方は大きな転換期を迎えていると思います。

コロナウイルスの影響で案件が無くなったり休業になってしまった同業者はもちろんのこと、他業種からも軽貨物事業に参入する人も増えています。また現状では案件の数はドライバー数と比例して増えていないので、例え案件が出たとしても金額にかかわらずかなり熾烈な競争になっている可能性があります

ただそれはギグワークに限らず他の案件でも同じで、案件数が減っている中でドライバーが増えているので自分が求めている案件に付きにくい状況だと思います。

案件別に感じたこと

そこで私が昨年に経験した色々な案件の中で業務別に感じたことを書いてみます。

・建設現場配送

主に建設現場で使う資材や材料を運ぶ仕事です。

現場でコロナウイルス感染者が出て何週間か止まってしまった現場が何か所かありましたが、全体で見るとある程度件数は出ていたのでそこまでは影響を受けてなかったと思います。

ただ、納品時はマスク着用が必須だったり、大きい現場だと入り口での体温検査が必須だったり、書類に記載することがあったりと納品する際の手間が少し増えました。

・弁当配送

個人的には一番影響を受けた業界だと思います。会議やロケで使う宅配弁当なんかがこれに該当して、影響を受けたドライバーもかなりいると思います。

私は早朝の定期案件で駅弁用のお弁当配送をしているのですが、外出自粛テレワークの影響で営業が完全にストップしてしまい、3ヶ月ほどの休業を余儀なくされてしまいました。

現在最悪の時よりかはいくらか戻ってきてはいますが、やはり食数を捌いてなんぼだと思うので、もしまた感染が増えて人が集まれない状況が続くとお弁当配送の業界は今後もかなり厳しいと思います

・スポット

スポットに関しても、例年に比べると案件の数は結構少なかったと思います。

会社が稼働していないので緊急の荷物がそこまで出なかったことや、仕事量の減少で荷物が出ても自社便で完結したからそこまで出なかったのかなと思います。

後半いくらか盛り返してきたように見えましたが、昨年同様テレワーク推奨になった時に案件数がまた激減するかもしれません。

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・ギグワーク

上に書いたように新規参入の人が流れ込んできているので案件を取ること自体が結構大変になってきています

オファーが以前より取りにくく、その上未経験者には厳しい数の持ち出し数だったり、仕様変更による案件へのエントリー制限があったりします。

もし参入を検討しているのならその前にしっかり頭に入れておいて欲しいのですが、アプリで取れる仕事に関しては誰でも参入出来ますが、誰でも稼げる仕様にはなっていません

なのでもしギグワークで稼ぎたいと考えた場合、しっかり研究して相当な覚悟を持って臨まないと食べていけるほど稼げません。そこはしっかり頭に入れておきましょう。

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・宅配系

逆に宅配系はかなり好調だったと思います。在宅ワークが増えたことや、人との接触や外出を避けるためにネットでの注文が増えたことが大きな要因ではないでしょうか。

それにプラスして配送面ではAmazonflexやデリプロでの配達の場合、置き配の普及で不在によるストレスがかなり減りました。

私自身宅配をがっつり経験していないので実際に稼働している仲間から聞いた話になりますが、繁忙期前の6月の時点で月に100万を超える売上を作ったドライバーがゴロゴロいたそうです。

私もヘルプという形で12月に宅配のお手伝いに行きましたが、例年より荷物が多かったみたいで指定のないお歳暮の荷物がクリスマスの時期でもセンター内に溢れかえっていました。

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・フードデリバリー

やはり外出自粛や在宅ワークの増加、そしてレストランの登録もかなり増え、受注数はかなり増えたと思います。

コロナの影響から置き配の指定が増えているので、受け渡し自体もそこまで気を遣うことはありませんでした。

ただこちらも新規参入が増えているのに加え、案件によっては一時期より1件当たりの単価がかなり下がっています。

なのでもし稼ぎたいと考えた場合、時間や場所によっては件数にかなり差が出ると思うので、稼働する案件や稼働地域を含めてかなり綿密に作戦を練る必要があります。

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臨機応変に対応する

業務別に感じたことを書いてみました。その中で改めて感じたことは軽貨物事業の場合、宅配を除いて1つの案件に依存するのは危険だということです。

1つの案件に頼り切ってしまうと、もしその案件に何かあった場合に収入面のダメージが計り知れない物になります

今後のコロナの発生状況によってはまた非常事態宣言が出され、その影響で休業を余儀なくされる案件も出てくるかもしれないですし、その場合収入を得る手段が完全に無くなってしまうことも考えられます。

逃げ道という言い方だとちょっと語弊がありますが、自分が収入の軸として稼働している案件に何かあった時でもしっかり対応出来るようにいくつかのプランは立てておきましょう


まとめ

この記事について簡単にまとめてみました。

1つの案件に依存しない

色んな案件を経験しておく

備えあれば憂いなし

何か起きてからさあどうしようだと遅いので、常に何が起きてもいいようにどんな案件でも好き嫌いせずに最低限こなせるようになれるのが軽貨物ドライバーとしての理想ではないかと思います。

個人事業主、軽貨物ドライバーはこうでなければならないというのは一切ありません。試行錯誤を繰り返しながら自分が気になった物にはジャンルを問わずバシバシ挑戦してみましょう。

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