ブログをご覧いただきありがとうございます。y.a(@atomrise60)と申します。
軽貨物事業で独立して9年目、色々な仕事を組み合わせて自由気ままに生きているフリーランス軽貨物ドライバーです。
今までの人生の中の色んな場面で誰もが必ずミスや失敗の経験をしたことがあると思います。
それは軽貨物事業でも同じで、稼働していると必ず何かしらの「失敗」を経験することになります。
私は軽貨物事業で独立して9年目になりますが、案件の稼働中に数多くの失敗を経験してきました。
そこで今回は軽貨物事業で起こりうる失敗談を自分の経験を交えて記事にしていこうと思います。是非最後までご覧ください。
この記事で分かること
・私が実際にやってしまった失敗
・考えられる失敗の種類
・出来るだけ失敗を少なくする方法
失敗は誰もが通る道
自分は絶対に失敗なんかしないと思って日々行動している方が多いと思います。実際に私もそうでした。
しかしそれはふとした時に突然やってきます。集荷に向かう道中だったり稼働中だったり仕事終わりの運転中だったりと様々です。
これは忙しくても暇でもそしてミスをしないように気を付けているつもりでも、本当ふとした時に何かが抜けてしまったことが原因で起きてしまいます。
特に誤配や予約商品を破損してしまった時は本当に全身から血の気が引く思いをしました。
これから始める方や実際に稼働中の方もこういう失敗を出来るだけ防げるように実際に私が稼働中に経験した失敗を書いていきます。
どんな失敗を経験したか
私自身軽貨物事業で稼働し始めて9年目になり色々な案件を経験しましたが、その中で本当に様々な失敗を経験してきました。実際に私が経験した失敗談を3つ書いていこうと思います。
・誤配、宅配BOXの入力ミス
「誤配」に関しては宅配系の仕事では恐らく1番多い失敗だと思います。
私の場合は対面での配達の場合必ずフルネームで名前を確認するのでもし荷物が間違っていればその場で気が付くのですが、宅配BOXや置き配の場合は自分がしっかり確認しないとあっているかどうかわかりません。
そんな中私が実際にやってしまった誤配が2つ、1つは住所やマンション名をしっかり確認しないで名前だけで宅配BOXに入れてしまったこと、もう一つが宅配BOX指定での部屋番の打ち間違えによる誤配です。
これに関しては理由とか以前の問題で単純に自分の確認不足です。
いつもやってる数十秒の確認作業を怠ったが故に起こってしまったもので、荷物の回収や責任者への連絡など余計なことに時間を割かれてしまいますし、何より荷物を心待ちにしているお客様に凄い迷惑をかけてしまいます。
対策としてはどんなに急いでいても行き慣れた建物であっても絶対に確認を怠らない、この1点に尽きます。
対面での配達の場合は必ずインターホンを押す前に住所や建物名を確認して対面した時は名字だけでなく「フルネーム」で名前を確認する、宅配BOXや置き配指定の場合は表札や建物名や住所を必ず確認してから実行する。
お客様によってはマンション名を記載していないことがあったり、戸建ての場合だと表札が出ていない所などがあります。
置き配指定やBOX指定の場合なんかは特にそうですが、配達先に確証が持てずお客様にも連絡が付かない場合は無理に配達しないようにしましょう。そこを意識するだけでも誤配はだいぶ減ると思います。
・予約商品の破損
デリケートな商品だと運転中の荷崩れや不安定な積み方によっても商品破損が起こります。
私は年度末の繁忙期にパーティーで使うであろうお寿司を崩してしまったことがあります。お客様宅に到着してから気付いて本当絶望したのを今でも忘れません。
食品の場合だと特に正月やお盆、そして年度末の時期など多くの人が集まる時期などは予約商品が多くなる傾向があります。
替えがある品物であれば最悪壊れたり崩れたりしても何とかなりますが、季節物や期間限定などの予約商品の場合、受注生産の商品で替えが利かない物も中にはあるので荷扱いには普段以上に注意が必要です。
食品以外でも一点ものの品物やその部品が無いと作業が滞ってしまうような替えが利かない部品を運ぶことが多々あります。
商品破損の対策としてはしっかり固定する、緩衝材を巻く、なるべく片寄らない動かない積み方をする、急ブレーキ、急ハンドルなど急○○をしないなど対策は様々あります。
替えが利かないということをしっかり頭に入れていつも以上に慎重な運転、慎重な積み込みを心掛ければ商品破損もだいぶ減ってくると思います。
・交通違反
急いでいる時なんかは特にありがちなことですが、車を運転する仕事なので交通違反のリスクもかなり増えてきます。
私が実際稼働中に経験したのが「スピード違反」と「駐車禁止」です。
Amazonflexなどの宅配系の案件だと誤配と共に駐禁にも気を使わなければいけません。
また時間に追われている時などスピードを出してしまいがちです。スピードに関しては出しすぎると大きい事故に直結しますし、捕まってしまった時の代償もかなり大きいものになります。
実際に運行してみると分かりますが、渋滞などの交通事情や荷物の出荷遅れなどどうしても予定されてる時間に間に合わない時が絶対にあります。
遅れそうな時は必ずお客様に電話して一言謝罪する、そうすることで現場に向かう気持ちにもかなり余裕が生まれるはずです。
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ほかに考えられること
私が当事者になったものでは無いですが、実際に稼働した現場で目撃したり仲間から聞いたものを例に挙げてみます。
・タバコ
私は元喫煙者でしたので、運行する上でタバコの臭いにはかなり気を遣っていましたし、そのおかげでタバコに関しては一度も指摘を受けたことはありませんが、実際に稼働したことがある案件で最も多かったクレームが「タバコの臭い」です。
失敗というよりどちらかというと配慮不足からのクレームの話になりますが、私が従事していた案件では商品にタバコの臭いがついていたり配達員自体がタバコ臭いということでクレームになることがかなり多かったです。
案件によってはタバコクレームは一発でアウトの所や、タバコを吸わないドライバー限定の案件なんかもあるので、もし狙っている案件がある場合はその辺り注意が必要かもしれません。
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・遅刻
事故渋滞や突然の通行止めなどの交通事情や出荷遅れなど自分ではどうしようもない遅れの場合はしょうがないですが、寝坊や通勤時間帯や帰宅ラッシュなど時間設定を甘く見た行動など自分で防げる遅刻は絶対に防ぎましょう。
案件や緊急度合いによってはお客様に大きな損害を与えてしまう恐れもありますし、何よりお客様の信頼を大きく失ってしまいます。
・流血
少しレアなケースにはなりますが、実際に私の仲間でやってしまったドライバーがいるので記載します。
特に何も気にせずいつもの流れでバックドアやスライドドアを閉めることが多いと思いますが、焦っていて油断して閉めると距離感を誤ってバックドアを頭に食らったり、スライドドアで指を挟んでしまうことがあります。
当たった場所が悪いと流血したり最悪骨折や気を失ってしまうこともあるので本当に気を付けて下さい。
ちなみに私の仲間はバックドアを鼻に食らって鼻骨を骨折して立てなくなりそのまま救急車で運ばれたそうです。
失敗した後の対応が大事
失敗しないことが一番ですが、人間なんでどんなに気を付けていてもミスを起こしてしまうこともあります。その時に大事になるのが失敗してしまったあとの行動です。
責任者に電話して言い訳をせず簡潔に自分がやってしまったことを伝えて責任者からの指示を仰ぎます。そして迷惑をかけてしまった方々に誠心誠意謝罪しましょう。
嘘をついたりバックレたりした場合それがバレてしまったら間違いなく大事になります。つまらない嘘を付いたドライバーのせいで修羅場になった現場を何度も見ました。
誰でも怒られるのは嫌だと思いますが、自分がやってしまったことなのでしっかり失敗を認めて責任ある行動を取りましょう。
まとめ
この記事についてまとめてみました。
・色んな失敗があることを把握しておく
・出来るだけ冷静な気持ちで稼働する
・失敗したあとの行動が本当に大切
実際に自分が失敗してしまった場面に遭遇すると血の気が引く思いをすることになります。
特に荷量が多いときや時間に追われている時、逆に忙しい日々が続いた後の暇な日なんかは確認や注意力が疎かになりがちなので注意が必要です。
ミスしてしまったら無駄に時間を取られてしまいます。冷静さを保ってしっかり確認作業をして日々稼働していきましょう。