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【あおり運転】軽貨物事業でドライブレコーダーは必要か【交通事故】

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ブログをご覧いただきありがとうございます。y.a(@atomrise60)と申します。

 

軽貨物事業で独立して10年目、色々な仕事を組み合わせて自由気ままに生きているフリーランス軽貨物ドライバーです。

 

軽貨物事業といえば文字通り運転がメインの仕事であるため、交通事故や違反など交通トラブルに合う確率が他の職種に比べて格段に大きくなります。

 

気を付けていても時間指定や納品時間に追われて気が焦っていたり、疲れや考え事が原因で判断が遅れて事故を起こしてしまったり、逆にこちらが被害者となることもあります。

 

そんな中で事故原因を考えたり事故前後の映像などを記録する「ドライブレコーダー」というものがあります。

 

軽貨物事業で稼働するのにドライブレコーダーって必要なのか。

 

結論から言うと、軽貨物事業で稼働していくのであればドライブレコーダーは必ず付けておいた方がいいです

 

自分の身は自分で守るという意味でもそうですし、私が過去に従事したことがある案件ではドライブレコーダーが無いと稼働出来ないというものもありました。

 

今回はドライブレコーダーがなぜ必要なのかや、ドライブレコーダーのタイプ別の特徴や注意点などを記事にしていきます。是非最後までご覧ください。

 

 

この記事で分かること

ドライブレコーダーの必要性

ドライブレコーダーのタイプ

設置後の注意点

 

ドライブレコーダーの必要性を考える

今回何故ドライブレコーダーについての記事を書いたかというと、とある出来事がきっかけでした。私自身が経験した配送中の交通事故です。

※プライバシー保護のため相手車両にはぼかしを掛けています。

 

今回の事故、保険屋さんに映像を確認してもらう前は、両者とも動いている状況での事故だったので、「過去に扱った事故案件から推測すると恐らく過失割合は8:2になると思っていて下さい」と言われました。

 

恐らくドライブレコーダーの映像が無ければお互いの曖昧な記憶を参考にしてそういう結果になっていたと思われます。

 

しかし現実は相手側がウインカー点灯直後に後方確認をせず転回を始めて自車とぶつかったのがはっきり映像に残っていました。

 

この映像により相手の保険会社側がこちらの確認不足だと過失を認め「8:2」ではなく「9:1」で話が進んでいます。

 

いくら相手側がこちらが悪かったと言っていてもいつ主張を変えるか分からないですし、証拠となる映像が無ければその言い分も通ってしまったかもしれません。

 

これはあくまで一例ですが、他にも一時停止や歩行者妨害など自分は絶対にやっていないと言い切れる交通違反を宣告された時の証拠など、軽貨物ドライバーとして稼働するのであればドライブレコーダーは絶対に設置しておくべきだと思います。

ドライブレコーダーのタイプ

純正のナビと連動しているものが各社から出ていますが、後付けのナビを使っていたり、自分の好みのタイプのドライブレコーダーが無い場合は別途購入する必要があります。

 

ドライブレコーダーは大きく分類して3つのタイプがあります。それぞれざっくりですが紹介していきます。

 

・フロント用

3種類の中で1番手軽に購入、取り付けできるタイプで、とりあえず安価にドライブレコーダーを付けようかと考えている人はこのタイプでもいいかもしれません。

 

もしフロント用のドライブレコーダーで設置購入を検討する場合は「撮影範囲」や「画質」を気にするといいです。

 

欠点は前方の録画にのみ対応しているため、あおり運転や後方の事故まではカバーし切れないものが多いです。

・前後2カメラ

前方、後方の2カメラで録画するタイプで前後のトラブルをしっかりカバーします

 

フロントのみのドライブレコーダーよりは多少価格が上がる物が多いですが、死角になりやすい後方下部の映像や煽り運転対策として後方カメラは軽貨物事業では必須と言えるかもしれません。

 

欠点はフロントカメラからリアカメラにケーブルを回すため、そこでトラブルがあると後方カメラを使えなくなってしまったり、ナンバープレートの上にリアカメラを設置する場合は多少加工が必要になります。

・360度録画

前後の映像だけでなく左右の映像も記録できるため、バイクのすり抜けやドアパンチなど他の2種類には無かった横方向のトラブルにも対応出来るようになります

 

欠点は他の2種類に比べ画質が少し落ちてしまうことが多いことと、値段が高めということです。また、車内からの撮影のため、同乗者や積載荷物によっては死角が生まれてしまうこともあります。

機能も沢山ある

ドライブレコーダーのタイプの他にも機能や画素数などでも値段が変わって来ます。一例を挙げると、駐車中の当て逃げやいたずら対策に特化した駐車監視機能や後方車両のあおり運転を検知して自動的に録画や警告をしてくれる機能、夜間でも鮮明に撮影できるものやLED信号機の録画にも対応しているものなど予算に加え自分の稼働する時間に合ったものや自分が欲しい機能をしっかり考えてドライブレコーダーを決めるようにしましょう。

 

軽貨物事業で稼働する際はどのタイプがおすすめか

上の項目で大まかに3つのタイプのドライブレコーダーに触れましたが、軽貨物事業で稼働する際はどのタイプがおすすめなのか、個人的には前後2カメラ、さらに言うとバックミラーにゴムバンドで設置出来るタイプのものをお勧めします。

 

理由は3つ 設置が難しくない荷室が埋まっていても後方確認が出来るあおり運転対策です。

 

ミラー型を選ぶ場合、バックミラーを取り外して付け替えるタイプでは無くバックミラーにそのまま付けるタイプだと購入した際に付いてくるバンドで固定するのみなので、バックミラーを取り外す手間も無く設置が簡単に出来ます。電源もシガーソケットから取ればOKです。

 

またミラー型の場合、荷室が満載でもバックミラーを見る感覚で映像を通して後方確認をしっかり出来たり、バックミラーやサイドミラーからだと見落としがちな後方の低いポールや車止めも映してくれます。

 

他にも営業ナンバーの軽バンはあおり運転をされやすいと感じます。危険を回避するためにも後方にカメラを設置して別途ステッカーなどで警告することであおり運転の抑止力にも繋がります。

 

私自身長年バックミラー設置型を使っていてストレスなく稼働出来ているので、どのタイプのドライブレコーダーにしようか迷っている方は「バックミラー設置型のドライブレコーダー」を選択肢の1つに加えてみて下さい。

 

保険会社連動のドライブレコーダー

最近では保険会社と連動したドライブレコーダーもあります。事故の際ある程度の衝撃を検知すると自動でオペレーターにつないでくれたり、映像を自動保存し保険会社に提供してくれたり、自分の日々の運転を分析してくれたり等機能は様々です。

 

各社保険料にプラスして月々1,000円もしない位の値段設定で新しいドライブレコーダーを設置できるので、万が一の際の安全や安心を考える意味でも保険会社連動のドライブレコーダーを検討するのもいいと思います。

 

ただ、どういうドライブレコーダーが支給されるのかはその保険会社によって異なると思うので、自分が望むタイプのドライブレコーダーで無ければ無理して保険会社の物を使わず、自分が使いたいタイプのドライブレコーダーを設置しましょう。

 

映像さえしっかり記録されていれば万が一の時でも保険会社の方でデータをしっかり受け付けてくれます

取り付けは自分で出来るか

私自身バックミラーに設置するドライブレコーダーの設置経験しか無いので全部のタイプが簡単とは言い切れませんが、少なくともバックミラーに設置するドライブレコーダーの場合、バックミラーにバンドで本体を固定シガーソケットから電源を取るリアカメラにコードを差し込むの3点のみでした。

 

またリアカメラはナンバープレートの上部では無く室内バックドアの上部に設置して、配線もケーブルクリップを使用して邪魔にならないように出来たので、設置に関しては難しいと感じたことは特にありませんでした。

 

配線に関しての注意ポイントは、電源用、リアカメラ用の2種類の配線があり、特にリアカメラ用が結構長さがあるので、まとめないと邪魔になることがあります

 

荷物の積み込み時や乗り降りの際に邪魔にならないように内装の内側を通したり、ケーブルクリップなどを使用してコードに引っ掛からない処理をしましょう。

設置後に注意すること

ドライブレコーダーを設置していてもトラブルがあった際に稼働していなければ意味がありません。以下3項目は設置後やトラブル発生後に特に気を付けた方がいい項目になります。

 

・トラブルがあった際の映像は必ずロックされているか確認

事故に立ち会って頂いた交通課の方から聞いた話でも、事故の映像をロックし忘れていて肝心の映像が残っていなかったなんてことが結構あるみたいです。

 

他にも自分は絶対にやっていないと言える交通違反の証拠にもなります。無実の違反で点数や反則金を取られるのは本当にバカらしいことで、下手をすると免許停止となり数カ月間稼ぎの柱を失ってしまうかもしれません。

 

そんなトラブルが起きた時の為に操作方法や保存方法をしっかり覚えておき、いざという時は忘れずに映像をロック、保存するようにしましょう。ドライブレコーダーの映像はトラブルがあった際の動かぬ証拠になります

 

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・SDカードは忘れずに入れる

意外と忘れがちなのがSDカードの挿入です。自分で買って設置したドライブレコーダーの場合SDカードがセットで入っていない場合もあります。

 

何かトラブルに巻き込まれ保険会社にデータをアップロードしたりする際にSDカードが無いと鮮明な映像データを送ることが出来ません。

 

SDカードが無ければドライブレコーダーの映像をスマホのムービーで撮って送ってもいいという保険会社さんもありますが、画質を考えるとナンバーや信号など細部まではっきり見えない部分も多々あると思います

 

SDカードにデータを移す前に消えてしまったとならないように、しっかりした証拠を残すためにもSDカードは購入時に忘れずに差し込んでおきましょう。

・撮影されている映像が鮮明に映っているか

上記の2点は完璧でも実際に映っている映像が鮮明で無ければ意味がありません。

 

常日頃からモニターを切り替えてみて、映像に異常が無いか、ちゃんと録画出来ているか等のチェックを行っておくといいでしょう。

まとめ

この記事についてまとめてみました。

設置する際はミラー型がおすすめ

保険会社と連動しているものもある

操作方法や映像確認をしっかりおこなう

 

今回ドライブレコーダーは自分が事故に巻き込まれた形での使用になりましたが、他にも自身の運行ルートの振り返りや日々の運転のチェックなどトラブル以外にも様々な用途に使えます。

 

自分の身を守るため、そして自身の運転技術向上や最適なルートを組んで配送時間を短縮するためにドライブレコーダーを活用するというのも一つのやり方ではないでしょうか。

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