ブログをご覧いただきありがとうございます。y.a(@atomrise60)と申します。
軽貨物で独立して8年目、色々な仕事を組み合わせて自由気ままに生きているフリーランス軽貨物ドライバーです。
需要が増えてきたフードデリバリーの仕事、今では色々な会社が参入してきていますが、その中で今回は「menu」の軽貨物での配送について考えていきたいと思います。是非最後までご覧ください。
この記事で分かること
・配送の流れ
・メリット、デメリット
・組み合わせとしてどうか
実際に軽貨物でmenuの配送をやってみて思ったことや感じたことを書いていこうと思います。
アプリの操作方法はUber eats にかなり似ているので、Uber Eats の配送をやったことがあればすぐにアプリの操作に慣れると思います。
バッグに関しては他社のロゴが入っていなければ基本的には何でもOKです。最悪ロゴが入っていても、そのロゴをしっかり隠せば他社の案件と共用で使えます。
また、ロゴ入りにはなりますが、menuの公式サイトでも販売しているので、menuでの稼働オンリーで考えている方はそちらのバッグでもいいかもしれません。
通知に関しては早押しのシステムを採用していて、出前館ほどのスピードでは案件が無くならないですが、油断していると別のドライバーに取られる時があります。またピックアップ先が遠かったりすると鳴っていても距離が遠すぎるということで注文が取れない場合があるので注意が必要です。
ダブルやストックは、同じお客様で2件の店舗からピックアップして配達することはありますが、Uber Eats や出前館のように別々のお客様の注文を1店舗から受けたり、配達中に他の注文を取ることは出来ません。基本的には1件終わった段階で次の通知が鳴るシステムになっています。
ただ個人的には自分が現在持っている配達や運転にしっかり集中して取り組めるのでいいことかなと思います。
また注文を受けた際、料理の待ち時間などもあり、その辺りでポンポン配れてストックも出来るUber Eats よりは少し配送のテンポの悪さを感じるかもしれません。
配送の流れ
簡単ではありますが、配送の流れをざっくり書いていこうと思います。
注文の通知が飛んでくる
↓
時間や距離を見て大丈夫なら注文を受ける。受けない場合は画面左上の拒否するボタンを押す
(必ず注文を受け付けるボタンを長押しする。長押ししないといつまで経っても受注できません)
↓
料理の完成目安の時間が表示されるので、その時間を目安に移動
(時間は正直そこまであてになりません。お店によっては完成の表示であってもピックアップ時に待たされることがあります)
↓
料理を引き取ったら受取完了ボタンを長押し、そうすると届け先の住所が表示されるのでお客様の元へ向かう
↓
お客様指定の方法(手渡し、置き配等)で配達
↓
完了したら手渡しの場合は配達完了ボタンを長押し、置き配の場合はチャット画面にて写真撮影をして送信してから配達完了ボタンを長押し
↓
お店とお客様の評価ボタンを押して終了です
報酬について
報酬は距離報酬制で、基本料金プラス自分が注文を受けた場所からピックアップ店舗、そしてお客様に届けるまでのトータルの距離と自分のランクで報酬が決定します。
なので、どんなにピックアップが遠くてもその分もしっかり報酬に反映される仕組みになっています。
また、雨の日や注文が多いときはブーストが発生し、さらに報酬が上乗せされる時があります。
menu配送のメリット、デメリットを考えてみました。
・メリット
・破壊力の高さ
上にも書きましたが、注文を受けた場所からお店に集荷に行き、お客様の元へ料理を届けるまでの全ての距離で報酬が支払われます。
なので、ランクが上の方でロングピック、ロングドロップの場合1件の配達でかなりの料金になることもあります。
ブーストも合わさるとエリアによっては1件3,000円位になったこともありました。(SNSでは1件で7,000円オーバーの方もいらっしゃいました)
※2021年10月現在、基本料金(自分の今いる位置から受取先を経由して配達までの距離料金)の上限が1,200円までとなっています。計算上それ以上の基本料金になる場合は経験値の上乗せという形に変更になっています。
・代引きが無い
全ての注文がネットで決済されている注文なので代引きはありません。
代引きのやり取りや両替で無駄な時間を取られたり、自分でお釣りを用意したり、代引き設定の有無で件数が左右されることはありません。
・ランクによって報酬が変わる
決まった期間に何回配達するか(経験値を積むか)によってランクが決まります。
ランクボーナスと呼ばれるもので、ランクによって最大2倍まで配達の報酬に上乗せされます。
もしmenuを中心に稼働していこうと考えている方は、案件の隙間時間やピーク時間に合わせてコツコツ稼働して経験値を積み上げていければ後々の売上にだいぶ差が出てくるかもしれません。
・通知の時点で分かる報酬
自分の所に通知が飛んできた時点で配達距離がどの程度か分かる仕様になっています。
経験値やブースト料金など色んなことを加味して受注できるようになりました。
・デメリット
・受けキャンは出来ない
Uber Eats のように1度配達を受けたら、事故やトラブルに巻き込まれたという特別な事情以外では基本的にはキャンセルは出来ません。
お店によってはだいぶ待たされる店舗もありますし、稼働後に予定がある場合はこの辺り特に注意が必要かと思います。
・登録までに結構時間が掛かる
電話や面接は無くWEBからの登録のみの対応となっています。
また、いくつかの地区は現在募集を停止している所もありますので、HPなどで現在受付をしている都道府県を確認してから応募するようにしましょう。
また、登録までの期間が結構掛かっている方が多いみたいで、私は2週間ほどで終わりましたが、SNSでは登録までに最大2カ月ほど待った方もいるみたいなので、登録を掛けた後は焦らず気長に待つようにしましょう。
・レスポンスが遅く感じることも
登録までにかかる時間に関連したことですが、配達中のトラブルはサポートに電話して対応してもらうことが可能ですが、それ以外に何か質問する際は電話やチャットは現在行っておらず、業務の質問等は基本メールでのやり取りになります。
トラブルの対応の場合は丁寧迅速にやってくれる場合が多いですが、メールの場合は解決するまでに結構時間を要することがありますので注意が必要です。
自分で注文してみよう
実際にお客様側から自分がどう見えているのか気になる所もあると思います。
もし対応地域にお住まいでしたら、実際に頼んでみて自分の目で注文してからの流れや配達員の動きがどんな風に見えているかを知ることもいいかもしれません。
他のフードデリバリーとの違いなども楽しめると思います。
組み合わせには向くか
他のフードデリバリー同様隙間時間に稼働出来るので、組み合わせには向くと思います。
基本10時から22時の間での営業ですがエリアによっては24時まで対応しているところや24時間対応しているところもあります。
どのエリアがどの時間帯に対応しているかの詳細は、他の方のブログを参考にしてみたり、これはクルーに登録してからになりますが、配達アプリのヘルプの項目から配達エリアをタップするとどの地域がどういう風に注文を受けているのか見ることが出来ます。
自分が稼働したいと思っている地域の情報を収集したり、実際に稼働したりして自分がやりやすいように上手く立ち回っていきましょう。
まとめ
今回の記事をまとめてみました。
・1件の破壊力がかなり凄い
・ランクによって報酬に差が出る
・場所によっては24時間対応しているエリアもある
他のフードデリバリー同様、件数の有無はエリアによってかなり差が出てくると思います。
自分の得意なエリアや良く鳴るエリア、そしてロングの出やすいエリアなど色々と試しながら自分の稼働しやすい場所を見つけていきましょう。
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