ブログをご覧いただきありがとうございます。y.a(@atomrise60)と申します。
軽貨物で独立して9年目、色々な仕事を組み合わせて自由気ままに生きているフリーランス軽貨物ドライバーです。
長距離案件や遠征で自宅から遠い場所で稼働する場合、普段と違う景色や食事を堪能出来るので楽しみもあると思いますが、その一方で寝床の確保や休憩など考えなければいけないことも多々あります。
今回はロングや遠征での案件で稼働する場合の空き時間の使い方や過ごし方について考えていこうと思います。是非最後までご覧ください。
この記事で分かること
・遠征案件の楽しみかた
・寝床の選択
・遠征やロング案件での考え方
ロングや遠征を楽しむ
ギグワークの普及により、色んなアプリに登録しておいて運が良ければロングの案件を拾えたり、見知らぬ土地でのフードデリバリーの時間チャーター案件を受注出来たりと、どなたでも一昔前よりは「長距離案件」や「遠征案件」に行きやすくなったかなと思います。
旅行好きには特にそう感じられるかもしれませんが、行ったことのない街や見知らぬ土地というのは普段見られない景色を体験出来たり、通ったことのない道を走ったりと非日常感を感じることが出来て非常にワクワクします。
案件によっては高速代が出なかったりタイトな時間設定だったりなど厳しい案件などもありますが、そういうのを差し引いても長距離案件や遠征案件なんかは個人的には魅力的に映るかなという印象があります。
ただ遠征先で時間が空く場合どういう対応をするか、特に長距離案件の場合は長時間の運転になることが多くなりますが、長時間運転する場合、事故や納品時間に間に合わないなどのトラブルを避ける意味でも時間に余裕を持った運行や空き時間の使い方は非常に重要になってきます。
あとは自分がどういうスタイルで稼働しているか、例えば納品前後でも構わずガッツリ稼ぎたいとか、納品が終わったら観光も兼ねてゆっくり過ごしたいなど色々あると思いますが、その考え方一つでも空き時間の立ち回り方は少し変わってきます。
納品前後に空きがある場合
もし全く見知らぬ土地で納品までの待ち時間が発生する場合に取る行動をいくつか考えてみます。
・納品時間までフードデリバリーやスポット
ギグワークならではの働き方ですが、見知らぬ土地でもフードデリバリーでの稼働やスポットなど納品時間前後の空き時間を使ってガソリン代や宿泊代を稼ぐことも可能です。
私も実際に長距離案件で稼働した際は、現地でフードデリバリーで稼働してガソリン代やお土産代をしっかり稼いでから帰りました。
実際稼働してみた感想としては、見知らぬ町、見たことのない景色の中を走れるので、とても新鮮な気持ちで稼働をすることが出来ました。
また、とある住人さんの所へ配達に行って少し世間話になり、東京から来たと言ったら激励の言葉と共にチップなども頂けたりと凄くいい対応をしてもらいました。
ただ一点注意してほしいのが、納品時間前に稼働する場合、道を知らないために予期せぬ渋滞などに巻き込まれる可能性があるということです。
あくまで待機時間での稼働は納品までの空き時間があるからすることで、無理に追っかけすぎて本来依頼を受けている案件の納品時間に間に合わないなんてことは絶対にあってはならないことです。
もし納品時間や引き取り時間の前に稼働する場合はいつも以上に時間に余裕を持って稼働するようにしましょう。
・ひたすら休憩
長い旅路を走ってきたのであればゆっくり休憩や気分転換をして疲れを取るのも一つの方法です。
私の場合は2週間で東京ー大阪間を3往復したのですが、その内2往復半を下道で、片道1本を高速で走りました。さすがに3本目の大阪到着の時には少し疲れていたので何もせずゆっくり過ごしました。
ガソリン代が気になったり、特に観光に興味無い場合などは納品先の近く、邪魔にならない所で読書をしたり睡眠を取ったりゆっくり休みましょう。
・観光
もし時間に余裕があれば観光なんかも一つの選択肢として考えてもいいと思います。
私はロングが決まって、もしそれが行ったことのない街や行ってみたかった街の場合は次の日には予定を入れず、必ず納品が終わってから訪れる場所を決めます。
普段来られない場所や見られない景色のところが多いと思うので、それを見たり感じたりするだけでもだいぶ心が癒されると思います。
寝床を考える
疲れを残さないためにも休憩時間や睡眠時間は本当に大切になります。もしロングや遠征で1泊以上するとなった場合にどこを寝床にするか、4つのパターンで考えてみました。
・車中泊
恐らく最も選択される可能性が多いのがこの車中泊になります。道の駅やパーキングなどに駐車して睡眠を取るパターンが多いかなと思います。
さすがにエンジンを付けっぱなしで寝るわけにはいかないので、夏などは場所を選ばないとちょっと寝苦しいかもしれないですし、冬は結構着込まないと寒いですが、春、秋は寝袋を使うと快適に過ごせます。
私も遠征に行った時は極寒や灼熱な環境で無い限りはネットカフェでシャワーを借りて車中泊で過ごすというパターンが一番多いです。
・まんが喫茶、ネットカフェ
次に多いのがまんが喫茶やネットカフェなどで1泊というパターンが多いと思います。
1年中快適な室温で過ごせたり、場所によっては個室があったりシャワーを使えたりするので車中泊よりだいぶ快適に過ごせます。
料金も安価で済ませられるので、手軽に快適に過ごしたい場合おすすめです。
・ビジネスホテル
まんが喫茶やネットカフェより少し料金は上がりますが、ビジネスホテルも選択肢の一つとしてあります。
ベットでゆっくり睡眠を取ることが出来たり、朝食バイキングなど食事付きの所も多いので、しっかり英気を養って稼働することが出来ます。
ただ注意してほしいのが、ホテルによっては駐車場が備え付けられていない場合があります。近くのコインパーキングと連携している所もあったりしますが、駐車場が無いビジネスホテルを予約してしまうと宿泊料金とは別にコインパーキングなどの駐車料金もかかるので注意が必要です。
余計な出費をしないためにも事前に予約する場合は駐車場の有無を確認してから予約しましょう。
・旅館
これは私自身一度やってみたいと思っていることで、納品が終わって次の日は予定が入っていなくて時間に余裕がある場合は観光も兼ねて旅館で一泊するのもいいなと思います。
ご当地の料理に舌鼓を打ち、温泉に浸かってゆっくり疲れを取るなんて贅沢な過ごし方もロングや遠征ならではの過ごし方ではないかと思います。
遠征で大事なこと
まず大前提として遊びでは無く仕事として稼働しているので、決められた時間に目的地に到着していなければいけません。
それにプラスして積んでいる荷物にも気を使ったり、もし渋滞している場合は時間を気にしながらの運行になってくるので、長距離案件の場合は自分が思っている以上に肉体的、精神的に疲れます。
なので、運転中に出来るだけ疲れを溜めないことが最後まで集中力を維持する為に最も大切なことだと思います。
特に長時間の運転に慣れていない場合はその傾向が強くなると思うので、適度な休息や水分補給、疲れを溜めない立ち回りを意識しながら運行しましょう。
また運行途中の休憩の取り方や過ごし方も大切です。注意点としましては、出来れば3時間に1度トイレ休憩も兼ねて適度な運動(ストレッチ)や、目薬やマッサージなどで目のリフレッシュを行いましょう。
過去に実際に私が長距離案件で稼働した際の記事を書いていますので、そちらも是非参考にして下さい。
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【ロング】長距離案件を考える【緊急配送】
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まとめ
この記事についてまとめてみました。
・疲れを残さないことが大事
・空き時間や納品後の時間の使い方を決める
・帰路があることも頭に入れておく
長距離案件や遠征などテンションが上がっていつも以上に頑張ってしまい気付かぬ内に疲れが溜まっているなんてことも多くあります。
ただそれも慣れてくればペース配分なども分かってくるので、運行予定の中で空き時間の使い方や納品後の時間の使い方などをある程度決めてストレスの無い楽しい運行にしていきましょう。